新規でリフォーム事業を立ち上げたい!!
建材販売会社様が、新規事業としてリフォーム事業を立ち上げたいとのご依頼で、なんとか売上をあげるプロモーションを実施してほしいとのことで、マーケティングからコンセプトワーク、ブランディング、メディアミックスでのプロモーション計画、デザインから広告の運用、PDCAサイクルとスパイラルアップまでを携わらせていただきました。
1.徹底的なマーケティング
新規事業立ち上げということで、実績が無い中でのプロモーション実施を考えると、徹底的にマーケティング調査・分析をする必要がありました。
そこで実施したのが、業界の現時点と将来性を把握するためのPEST分析、商圏分析と競合分析ができる3C、自社の強みとプランドを確立するためにSWOT(クロスSWOT)分析、ポジショニングマップPPM分析、どのような戦略でアプローチするかを決定していくためのペルソナ設定、4P・4C(マーケティングミックス)のフレームワークを実施し、ブランド確立の糸口を見つけていきます。
2.メディアミックス
地域密着ということもあり、ターゲットの購買行動を分析しながらプロモーション計画を立てなければいけません。
地域住民→見込み客→顧客→リピーター→ファン のように、地域の顧客を離さないような顧客ロイヤルティをあげる施策をしていく必要があります。
地域特性や商圏分析から得た情報、マーケティングから設定したコンセプトをもとに、プロモーション計画を立てます。
AISCEASの法則に基づいて、紙媒体で喚起し、Webサイトでさらなる情報開示、比較検討をさせる材料を提供し、地域に根ざした会社の存在を知ってもらうことで、実際に会社に出向いてもらうよう窓口を設置してもらいました。
このような案件の場合、Webサイトでの実績把握が数値化できるのと違い、紙媒体での実績把握の数値化が難しいためPDCAサイクルとスパイラスアップの方法をしっかりと考慮しなくてはいけません。
3.広告運用とPDCAサイクルとスパイラルアップ
紙媒体での広告運用となると、ほとんどの広告会社はPDCAサイクルでのスパイラルアップが難しいと答えるでしょう。弊社では、折込エリアとポスティングエリアの把握と、お問い合わせ先、お問い合わせエリアの分析とお問い合わせ内容から見込み客のセグメントをしていきます。
そこから紙媒体の配布エリアをさらに絞り込んだり、デザインやキャッチコピーに落とし込み、媒体の見直しも掛けていきます。
4.効果測定
1ヶ月目のお問い合わせ数は約40件ほどとなり、2ヶ月目に約900万円の案件の制約につながり、3ヶ月目の売上で約1,200万円の実績を出すことができました。